砺波商店
トルコブループレート(大)
食卓に、青の晴れやかさを
25cmのトルコブルーの皿に料理を盛ると、それだけで食卓がひとつの景色になります。
パスタでも、サラダでも、和の煮物でも。
鮮やかな青は料理の色を問わず、しっとりと受け止めてくれる。

来客のとき、特別な日の食事に、あるいは毎日のテーブルに、ひとつあるだけで場の空気が変わります。
陶器に見えて、割れない安心
陶器を思わせる表面のざらりとした質感は、アルミ合金を鋳造し、釉薬を重ねることで生まれたもの。
すべて手造りのため、トルコブルーの色の濃淡や模様はひとつひとつ異なり、手元に届く皿は世界にひとつだけです。

軽くて割れないという特性は、毎日の食卓での安心につながり、大切な人への贈りものにもなる。
美しさと丈夫さが、この一枚に重なっています。
使う人の声から、器は生まれる
「樹脂製の食器じゃ食が進まない」——そんな使い手の声がこの器の出発点です。
アルミ合金を砂型で鋳造する際、陶器のざらりとした手触りに近づけるため、通常より細かい砂をあえて使用。

生地の成形は、高岡に残るわずかな職人による手仕事で行われます。

機械では出せない凹凸が、色の重なり方を複雑にし、趣のある発色を生み出す。
国産素材へのこだわりと、使う人への誠実さが、この器の細部に宿っています。
(取材・執筆:monotomoi編集部)
砺波商店
砺波商店 砺波敬之さん
略歴
富山県高岡市で1946年創業の砺波商店に生まれる。大学・大学院では金属工学を学び、その後は東京のコンサルティング会社で営業・マーケティングの責任者を務めた。2021年に家業へ入社し、2022年に自社ブランド「うつわむすび」を立ち上げた。
ものづくりで大切にしていること
商品開発は常に一般消費者の声を起点に進める。素材は国産にこだわり、生地づくりは高岡に残る職人の手仕事で行うことで、機械では出せない風合いを表現している。使う人の声と職人の技術を大切にしながら、丁寧なものづくりを続けている。
仕事観・人生観
砺波さんの原動力は「人に喜んでもらいたい」という想い。展示会で父の提案によってお客様が喜ぶ姿を見たことが、家業に向き合うきっかけとなった。
ストーリー紹介
「うつわむすび」は、地元富山に雇用を生み出したいという想いから生まれたブランド。地域の協力メーカーや職人と共に商品を作りながら、地域に仕事を生み出すことを目指している。砺波さんのものづくりには、地域・つくり手・使い手、すべての人に喜んでもらいたいという想いが込められている。