新香
春夏秋冬~FOUR SEASONS~
四季をめぐる香りとともに過ごす
時間の経過とともに、春から冬へと香りが移ろっていくお香。
ひとつの香りの中に季節の流れが重なり、過ごす時間にやわらかな変化をもたらします。

ふと立ち止まりたいときや、気分を切り替えたい場面に。
香りが移り変わるたびに、意識がゆるやかに切り替わっていくような感覚を楽しめます。
一本の中に広がる、淡路島の香り
春の桜のやわらかな香りから始まり、夏のラベンダーへ。
秋には金木犀の甘さが広がり、最後は冬の水仙の清らかな香りが静かに包み込みます。

燃焼時間は約20分。
桜(約5分)→ラベンダー(約5分)→金木犀(約5分)→水仙(約5分)と、時間ごとに異なる香りを楽しめる設計です。

淡路島に咲き誇る花々の移ろいを、一筋のお香で表現。
季節を巡るような香りの流れが、空間にやわらかな情景を添えます。
伝統と手仕事が支える、繊細な香り
SOZOのお香は、淡路島で受け継がれる線香づくりの伝統技術をもとに製作。
香料の配合から乾燥まで、職人が気温や湿度を見極めながら細やかに調整しています。

香りの移ろいを美しく表現するため、製造工程でも繊細なバランスが求められる。
最終工程では一本一本を丁寧に選別し、まごころを込めて箱詰めされています。

ひとつのお香の中で、段階的に香りが移ろう設計。
手仕事ならではの精度と感性が、心地よく続く焚き心地を生み出しています。
(取材・執筆:monotomoi編集部)
新香
新香 矢野剛史さん
略歴
1988年創業の線香メーカー・新香の2代目社長。大学院で化学を学び、半導体メーカーの研究職を経て家業へ。2015年に社長へ就任し、新たな香りの可能性を模索している。
ものづくりで大切にしていること
「ありそうでなかった形」を生み出す発想。従来の枠にとらわれず、香りの楽しみ方そのものを見直しながら、日常の中で心を穏やかに整える香りの商品づくりを目指している。
仕事観・人生観
既成概念にとらわれず、自分たちなりの方法で課題を乗り越える姿勢。研究職で培った探究心を活かし、新しい価値を形にすることにものづくりの面白さを見出している。
ストーリー紹介
構想から5年をかけて開発した自社ブランド「SOZO」。複数の香りを一本のお香で楽しめる技術を実現するため、製造機械も自ら設計。細部まで宿る想いが、新香の新しい香りの表現を生み出している。