YUIYU
蕾(つぼみ)
そっと開く、小さな余白
ピアスやアクセサリーを入れたり、ちょっとしたおつまみを添えたり。
手のひらに収まるサイズ感が、日常の中で自然と使いどころを生み出します。

やわらかなかたちは、置くだけで空間にさりげない表情を添えるもの。
何気ない一角に、静かな彩りを加えてくれる小さな器です。
花ひらく瞬間の、やわらかなかたち
蕾がほどけていく瞬間を思わせる、やわらかな曲線が印象的なフォルム。 ろくろ挽きと刃物によって丁寧にかたちづくられ、繊細なラインが生まれています。

小ぶりでありながら、空間にそっと存在感を添える佇まい。 使うときも、置いているときも、穏やかな印象を残す一品です。
技と感性が重なり、新たなかたちへ
漆器の職人たちの技術を土台に、フラワーデザイナーとしてキャリアを積んだ田邉さんの感性を掛け合わせて生まれた器です。
つくり手同士が対話を重ねることで、伝統の中に新しい表情が加わる。

大切に受け継がれてきた技を、今の暮らしに合うかたちで届けていく。
そんな想いから生まれたものづくりです。

(取材・執筆:monotomoi編集部)
YUIYU
株式会社アプラス(山中漆器) 田邉なおこさん
略歴
幼少期から花が好きで、花屋やケーキ屋に憧れて育てます。専門学校で花のレシピ、フラワーデザイナーとしてキャリアを積む。結婚・出産を経て仕事環境が変化する中でアプラスへ入社。ブリザードフラワー事業を担当する中で、自社ブランド「YUIYU」の立ち上げに参加しました。
ものづくりで大切にしていること
漆器の職人たちの技術や誇りを、世の中に広く伝えること。フラワーデザイナーとして培った感性を活かし、職人と協働して器を作り上げる。誇るものを誇れる人たちと共に世に出すことに価値を見出している。
仕事観・人生観
自分自身がやる仕事に誇りを持ち、思いを軸に、素人の目線で職人と対話し、新しい価値を生む。楽しむだけでなく、関わる人々の誇りや技術を世の中に届けることにやりがいを感じる。
ストーリー紹介
当初は花中心でのブランド立ち上げの予定だったが、山中漆器を起点とした器での展開に変更。職人たちとのコミュニケーションを通じて、技術と感性を融合させる形で「YUIYU」が誕生。伝統の技を大切につつ、新しい視点で世に出す挑戦が、田邉さんの原動力となっている。