晋山窯ヤマツ
小紋茶器 五角湯呑
手に馴染むかたちと、選べる楽しさ
手のひらにすっと収まる五角形の湯呑。
指に沿うかたちが自然にフィットし、湯のみを持つ時間を心地よいものにしてくれます。

湯呑みに添える手が自然と温まり、ほっとひと息つく安心感に包まれる。
日々のお茶の時間や、自分の時間に寄り添う茶器です。
小紋の文様に込められた、ふたつの表情
昔から日本に伝わる小紋柄を、銅板紙の技法で絵付けした湯呑。
繰り返し模様の中に、穏やかなリズムと落ち着いた表情が生まれます。

古来より小紋は着物の文様として親しまれ、その繰り返し模様には、家内安全や家庭円満、子宝、幸せへの願いが込められてきました。
「十文字」は整った線の重なりが静かな規則性を生む一客です。

「檜合わせ」はやわらかな広がりで穏やかな印象を与えます。
窯変釉薬による色のゆらぎが加わり、同じ柄でも一つひとつ異なる表情に。
日常に取り入れやすい、静かな存在感のある茶器です。
美濃焼の地で受け継がれる、150年の窯の技
晋山窯ヤマツの器は、美濃焼の産地・岐阜県土岐市で焼かれています。
この土地には、長い年月をかけて生まれた豊かな粘土と、多くの職人の技術が受け継がれてきました。

創業150年の窯元として、その土と技を活かしながら器を焼き続けています。
自分たちでも使いたいと思える器を目指し、日々の暮らしに寄り添うものづくりが続けられています。

(取材・執筆:monotomoi編集部)
晋山窯ヤマツ
晋山窯ヤマツ 土本正芳さん
略歴
東美濃で明治創業の晋山窯ヤマツ四代目。OEMから自社開発へ舵を切り、誰もが使いたくなる器づくりを追求している。
ものづくりで大切にしていること
誰もが幸せになるものを作ること。自分たちが使いたいと思える良いモノを作る。
仕事観・人生観
“幸せになる、世話を焼く。”を信条にしている。誰かに求められたから、ではなく、自ら人の幸せを願い、モノづくりをする。仕入れ先も含め、みんなが幸せになるモノづくりをして、産地に対して恩返しをしたい。
ストーリー紹介
晋山窯ヤマツの土本さんは”幸せになる、世話を焼く”を信条に、すべての人が満足できるモノづくりをしている。納得できないことには徹底して向き合い、商社依存を脱却し、自社ブランドを立ち上げた。また仕入れ先との信頼関係も重視し、無理な値引き交渉や返品をせず、甘さではない真の”優しさ”をもって人に接している。