朝倉家具
波乗りパン皿(20cm)
いつもの一枚を、少しだけ整える
トーストを一枚、さっとのせるだけで整う朝のひと皿。
縁にゆるやかな動きがあることで、シンプルなパンもやわらかな表情に見えてきます。

大きすぎないサイズ感で、一人分にちょうどいい収まり。
気負わず使えて、日常にすっとなじむ一枚です。
山桜のぬくもりと、使い心地の工夫
ほんのり甘い香りをまとった山桜を使用し、使うほどに色合いが深まっていく木の器。
自然な木目と温かみが食卓にやさしくなじみ、日々の風景にそっと寄り添います。

表面のさりげない凹凸が水分を受け止めるため、焼きたての軽やかさが長く続く。
見た目の美しさだけでなく、使い勝手にも工夫が感じられます。

仕上げには口に入れても安心な亜麻仁油を使用。
洗剤での手入れも可能で、乾燥が気になるときは軽く油をなじませることで、長く美しい状態を保てます。
職人の手仕事が生む、暮らしのかたち
このパン皿を手がけるのは、新潟・加茂で木と向き合い続ける朝倉家具の職人たち。
「暮らしの中で本当に役に立つ、美しい道具を届けたい」 その想いが、日々の食卓に寄り添う一枚の形となりました。

ただ便利なだけでなく、使う人の心がふわりと軽くなるように。触れるたびに木の温もりや香りを感じられるように。
長く愛される道具であることを願い、職人たちは手を止めません。

小さな波の形の中には、素材への敬意と、暮らしを思うまなざしが静かに息づいています。
このお皿を使う毎日が、少しだけ特別な朝になる——
そんな願いを込めた一枚です。
(取材・執筆:monotomoi編集部)
朝倉家具
朝倉家具 倉茂円さん
略歴
桐たんすの伝統が衰えゆく地元に貢献したい想いから、2012年に朝倉家具に中途入社。
ものづくりで大切にしていること
伝統や素材の力を活かしながら、日常に小さな豊かさを届けること。ただ形を作るのではなく、使う人の暮らしや気持ちに寄り添うことを大切にしている。
仕事観・人生観
商品を使う人の暮らしを想像し、どんな時間を過ごしてほしいかを考え抜いて、企画や製造を行っている。「使う人に喜んでほしい」という想いを共有し、誇りを持って手仕事を続ける職人たちとともに、家庭と職人の橋渡しとして商品開発に取り組んでいる。
ストーリー紹介
朝倉家具の倉茂さんは、桐たんすから家具や雑貨へと舵を切る事業転換を牽引。時には職人と泣きながら議論を重ねながら挑戦を重ね、桐たんすの技術を今の暮らしに生かす道を開いた。その原動力は父から学んだ「仕事で自分にできることはやり切る」という想い。そんな倉茂さんのスタンスに朝倉家具の使う人に思いを馳せる姿勢が融合し、長く培われた技術と想いが変わらず活き続ける。