杉浦製陶
陶磁器製時計 colon: natural
どこに置いても、場が和む
文字盤のないシンプルな丸い時計が、棚の上にひとつ置いてある。
それだけで、部屋の空気がすこしやわらかくなります。

ころんとした形と土の色が、どんなインテリアにも主張せず自然に溶け込む。
時間を確認する道具であることを忘れて、ただ眺めたくなる置物のような存在です。
土のままの色と、シャープな輪郭
釉薬をかけずに仕上げることで、土そのもののマットな質感と、プレス成形ならではのシャープなエッジが際立ちます。
naturalシリーズは土に色を混ぜているので、ふんわりとした淡い色合いが生まれる。

文字盤をあえて省いたことで、時計としての機能を持ちながら、置くだけでインテリアとして成立するシンプルさがあります。
焼き物だから、ひとつひとつが違う
タイル製造で培われた「プレス成形」の技術を使い、陶磁器の置時計として形にしました。
立体形状のため釉薬は職人がひとつずつ手作業で吹き付けており、それぞれにわずかな表情の違いが生まれます。

日本ならではの塗り重ねる製法が生む奥深さと、タイル産地としての技術の蓄積が、この小さな時計の中に宿っています。
(取材・執筆:monotomoi編集部)
杉浦製陶
杉浦製陶株式会社 杉浦さん
略歴
父の会社である杉浦製陶の2代目として経営に携わり、自社ブランド「SUGY」を立ち上げ、陶磁器雑貨の開発・販売に取り組んでいる。
ものづくりで大切にしていること
陶磁器の質感や温もりを活かし、職人や協力会社と融合して手間や個性を大切にしたモノづくりを実践している。
仕事観・人生観
恩や感謝の気持ちを大切にし、逆境でも楽しみながら変化を生み出す。人や素材との協力を通じて成長することを意識している。
ストーリー紹介
海外経験を経て杉浦製陶に入社。現場を学び構造改革や新規案件を開拓し、「SUGY」の時計など、職人技と協力体制によるモノづくりを形にしている。