風狂
アロマキャンドル
灯すたびに、日本の景色が戻ってくる
仕事を終えた夜、部屋に戻って火を灯す。
それだけで、香りがゆっくりと広がり、その日の慌ただしさがやわらかくほどけていきます。

山奥の空気を思わせる深山木、枝に残る柿の甘さが漂う木守柿、晩秋の風が吹き抜けるような秋風——どの香りを選ぶかで、その夜の部屋の色が変わります。
香りと器が、ひとつの景色をつくる
深緑の容器に山の湿りを感じ、白と黒褐色のグラデーションに雪降る冬を見る。
風狂のアロマキャンドルは、香りと容器のデザインがひとつの情景を描くように設計されています。

信楽焼の陶器は手仕事で一点ずつ形作られ、波打つような輪郭が器に表情を与えます。
蝋が減るにつれ容器の表情が変わり、最後まで使い続けることで、その変化もまたこのキャンドルの一部になっていきます。
曖昧さと手仕事の中に、本質がある
ウルシワックスとソイワックスを組み合わせた100%自然由来のワックスを使い、1つひとつ手作業で仕上げるアロマキャンドル。
容器となる信楽焼の陶器は職人の手仕事で成形され、個体ごとに異なる形やデザインが生まれます。

風狂がものづくりで大切にするのは、完璧に整ったものではなく、手仕事の痕跡や変化が宿る「曖昧さ」。

それは、日本人が自然の中に見出してきたわび・さびの美的感覚を、今の時代に自分たちの言葉で体現しようとする姿勢から生まれています。
(取材・執筆:monotomoi編集部)
風狂
風狂 吉川悠一さん・守孝太さん
略歴
2022年設立。吉川さんと守さんによる共同創業。日本人の美的感覚を体現するモノづくりを目指し、社会に価値を還元する事業を展開。
ものづくりで大切にしていること
自然や文化に根ざした「わび・さび」の美的感覚を独自解釈で表現し、手仕事や変化を活かした曖昧さを大切にする。
仕事観・人生観
高い目標設定と挑戦を通じて自己実現しつつ、日本文化を自分の言葉で語れる人を増やすことに価値を置く。
ストーリー紹介
信楽焼の陶器を用いたアロマキャンドルなど、創業者2人の価値観と美意識が細部に宿る商品を通じ、日本の美的感覚を伝えている。