琉球ガラス匠工房
さざ波 タルグラス
日常の中で、静かな海を感じる一杯を
光を受けて変化する色合い、手に伝わるガラスの厚み。
飲み物を注ぐたび、沖縄の穏やかな海の時間が、そっと日常に重なります。

ゆったりとした時間を映す、沖縄の海の表情
沖縄の夏は、冬に比べて風の弱い日が多く、海面には小さく穏やかな波――「さざ波」が現れます。
そのゆったりと流れる空気と時間を、日常の中でも感じてもらえたら。
そんな想いから生まれたのが、この「さざ波」シリーズです。

グラスの上部は澄んだ透明、下部には鮮やか色彩が波のように広がっています。
静かな海面に光が差し込むような表情は、手に取るたび、心を落ち着かせてくれます。
人の手で残し、人の手で進化させる
匠工房では、生産工程に機械を極力使いません。
ガラスを切り離す仕上げの工程も、今なお手作業で行われています。
それは、「職人の技術を失わない」ため。

技術を残し、伸ばし、そして次の世代へつなぐ。
人の手だからこそ生まれるわずかな揺らぎが、このグラスにやさしい表情を与えています。
(取材・執筆:monotomoi編集部)
琉球ガラス匠工房
琉球ガラス匠工房 松田英吉さん
略歴
大学時代に琉球ガラスと出会い、9年間の修行を経て2000年に匠工房を創業。以後、自らの手で技術とデザインを磨き、独自の琉球ガラスを生み出している。
ものづくりで大切にしていること
職人の手で一点ずつ丁寧に作ること。機械ではできない工程を手作業で行い、技術を守りながら新しいデザインや表現を追求する。
仕事観・人生観
努力で達成可能な目標を積み上げることを大切にし、現状に満足せず常に挑戦し続ける。若手職人の個性を引き出し、チームとしての力でより大きな成果を生むことを信条としている。
ストーリー紹介
匠工房の松田さんは、常に”新しさ”を実現するための努力をし続けてきた。結果的に、積み上げた技術と斬新なアイディアで琉球ガラスのパイオニア的な存在となった。そんな松田さんの根底には「出来ないことを出来るようになりたい」という想いがある。小中学校の時にやっていたスポーツでも、琉球ガラスの仕事でも、その想いと努力するスタンスは決して変わらない。